女医 vs keiz

2014.11.21(Fri)


Chris Brown feat. Usher & Rick Ross "New Flame"




退院前の回診におとづれたのは絶対の信頼を置いている執刀医ではなく、女医さんでした。
べっぴんさんです。


執刀医だと思った私は、退院するにあたっていくつか質問を用意していました(前にも書きましたが)。
日常生活はOK、ウォーキングはOK、ゴルフも無理しなければOK、お酒は禁止ではないが控えてください。
しかし一番確認したかったのはSEX(笑)。
世の中、いろんなことがあるんだから、いつなんどき臨戦態勢となるかわからない。
おたまじゃくしの代わりにステント(スプリング)が出てきたんじゃ話にならない。
しかし相手は女医。しかもべっぴんときてる。抵抗はある。それでも聞かなくちゃならない。


「先生、性行為もOKですか?」
「ホホホ、よろしくてよ」ナンナラタメシテミル?

勝ち誇ったような女医。
この行間にこめられた彼女の意図をこのとき私は知るよしもなかった。


それから4週間。私はボルドーワインやアセロラドリンクのような血尿を毎日欠かさず排した。見ただけでテンションが下がる。排尿後の残尿感のような痛みもある。SEXどころかゴルフも躊躇してしまう。私はカラオケで欲望をごまかした。この場合の欲望はお酒であり、ゴルフであり、そして。。。


待ちに待ったステント除去の日。時間は午後2時。病院に着くと、いつもは大変な時間を待たされるのに、この日は看護士が待っていた。この扉の向こうに恐怖と絶望の間があるのだ。




中に入ると、医師控え室と隣接していて、中から「ニコッ」と微笑みかけたのはあの女医だ。
まずは説明から。
「今日はJr君にゼリー状の麻酔薬を塗って、膀胱鏡を入れます。ちょっと痛くてよ。それから造影剤を入れて撮影します」
「先生、ステントは今日抜いてくださるんですよね」
「ええ、抜いてさしあげるわ。痛かった?」
「気持ち悪い!」
「そうでしょ?(ゴルフ?無理、無理。SEX?やれるもんならやってみなさいよ)」
「痛くないように。。。お願いします」

ニヤッとして女医は控え室に消えた。


下半身は何も身につけず、上から検査着をはおる。
仰々しいベッドは女性が妊娠した際に座るような足を両側に開いて固定するタイプ。
そこに寝ると、看護士数人に囲まれ、あっと言う間に足を広げられ、固定されます。
タオルやらビニールシートやらをかけられ、潜望鏡のように露出しているのはJrだけ。

外側を消毒され、中にゼリー状の麻酔薬を入れます。
このゼリー状の麻酔薬に麻酔の効果があるのかどうかは疑問だ。
もしかしたら容器には「ぺぺ」と書いてあるかもしれない。


過去2回の経験ではこの麻酔薬を入れるときもかなり痛い。
この日も「痛いっ」とは言ったものの、思うよりはマシだった。
その状態で10分の放置プレイ。この放置プレイは怖い。
これから始まる悶絶と絶叫の処置を想像するだけでドキドキする。


10分後、女医君臨。青い手術着がそそられる。
鞭の代わりに膀胱鏡、ロープの代わりにカテーテル。
「それではkeizさん、始めるわよ。何固くなってんのよ、もっと力を抜いてくれなきゃ嫌」


ブスッ!ズブズブ!


「あいててててててて」
「もっと力を抜いてね」
「は、は、はい。出、出、出ちゃいそうです」 
「出るときは言ってね」
「出してもいいんですか?」
「今ならいいわよ」

オシッコノハナシ。


周りの看護士たちも懸命に声をかけてくれる。

「あとすこしよ、頑張って」
「ヒーフー、ヒーフー」
お産じゃない、っつ~の。


女医はリラックスさせるために話しかけてくる。

「ウォーキングはやれた?」
「無理!」
「ゴルフは出来たの?」
「無理!」
「じゃあ、Hは出来たの?」
「無理!」
「案外、だらしないのね」ナンナラタメシテミル?
「あいたたたたたた、ヒーフー、ヒーフー」


「はい、じゃあ抜くわね」
「はい。。。。。」


まるで痛がる私を楽しむかのように膀胱鏡を抜いた女医、
勝ち誇ったかのように青い手術着をひるがえし、何事もなかったかのように控え室へと消えた。


終了後、看護士は
「keizさん、おきあがって服を着てくださいね」

昇天している私でした。



追記.「この処置を受ける方々に捧ぐ」
この30年間で計3回、膀胱鏡を入れました(麻酔しての手術も入れると計5回)。最初のときは下半身麻酔で実施しましたが絶叫。その後に炎症を起こして排尿できず辛かった。7年ほど前にやったときは現在と同じゼリー状の麻酔薬だけで絶叫。今回も当然に絶叫だったのですが、冷静に分析もしていました。医療機器の進歩はめざましく、挿入時の痛みは相当ですが、今までに比べるとかなりやわらいでいるようにも思えます。なにより痛いのは膀胱に入ってから、ステント除去のためか、内視鏡で見るためか、相当な刺激があります。刺激、というのはトイレを我慢して満タン状態のときにお腹の上をぐりぐりするような感じです。この痛みがこの処置を辛くさせているように思います。

今回の体内にあった結石の除去手術はこの処置をもって修了となりました。医師の方、看護士におかれましては、仕事とはいえ、排泄に関することであり、皆様の献身的な処置には心より感謝申し上げます。


関連記事
スポンサーサイト

COMMENT

POST COMMENT


プロフィール

keiz

Author:keiz
仕事ばかりじゃつまらない。
週末は楽しみがいっぱい。
洋楽をBGMに素敵なひとときを。。。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

FC2カウンター

↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。