アメと鞭

2014.09.29(Mon)


Donald Fagen "The Great Pagoda Of Funn"




「大人の飲み会、開くわよ!」


こちらからメールで誘いを入れてから数ヶ月後のことでした。
女王様はいつもこんな感じです。


女王様と飲むときはお店の事前予約をしません。
いきあたりばったりの偶然を楽しみます。
当たりもあり、ハズレもあり。
どちらも許容できる度量こそが彼女の凄いところ。
そういえばLiveの帰りに立ち寄ったお店はパイプ椅子のようなお好み焼き屋でした。


待ち合わせは名古屋伏見。歌舞伎で有名な御園座界隈。
このあたりは歌舞伎を見たあとで食事をするような、
ちょっと大人な雰囲気なお店がたくさんあります。
この日はイタリアンのお店に入りました。


切り落としの生ハムといちじく



トークの主題はビジネス。
株の話、セミナーの話。。。
そういえば、女王様との出会いはビジネスでした。
支店でも1、2を争う得意先企業の敏腕スタッフ。
彼女のドSぶりは有名で、
商談の後にお茶が出たらアウト(まだまだダメ、もしくは、もう来なくて結構)、
コーヒーが出たら合格。
若い営業たちは恐れおののいていました。
当時はこんな風にお酒を飲めるなんてことは考えもしませんでした。


ひとしきり話をしたところで、デザート代わりのカクテル。
巨砲カクテルのフローズンとレモンのフローズン。爽やか!
大人の飲み会は適度な酔いで止めておくのが流儀です。
20140927_02.gif


結局、飲み足りずに二次会は焼き鳥屋(笑)。


「今日は何時までなのかしら」
「何時でも。ホテルに泊まるかも。一緒に泊まります?」
「結構よ!」
「残念です」
「だいたい満足させられると思ってるの?」
「意外とテクニシャンかと」
「まあ、ずいぶんと自信家なのね」
「試してみます?」
「間に合ってます(きっぱり)」


それから2時間ほど、ロックで飲んだせいか記憶がありません。。。


帰り際、彼女はアイボリーの業務用封筒をバッグから抜き取りました。
オシャレなバッグににつかわない封筒は気になっていました。
「帰りの電車で開けてみて」
「はぁ」


電車の中で封筒を開けてみると・・・!!!


ノートカバーと本。
ノートカバーはB5サイズ。
ちょうど私が使用しているダイアリーのサイズ。
これには驚きました。最近探していたのです。嬉しいっ!

そして乱歩賞受賞の本。
彼女のことだから、きっとハッピーエンドはないのでしょう。
最後に悪が勝つ、という流れが好き、と言ってるように。
20140927_03.gif


女王様はアメと鞭の使い方がお上手です。


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新バンド結成?

2014.08.31(Sun)


Utada Hikaru "With or Without You"




「keizさん、バンドやってるんですか?」(一応、内緒にしています)
「あっ、うん。バンドっていう形態ではなくて、音楽仲間がスタジオに集まるみたいな」
「ギターですか?」
「そう。何かやってたの?」
「はい、学生時代、軽音で。ドラムを」
「そいつは凄い。今もやってるの?」
「卒業してからはぜんぜん」
「叩きたい?」
「ハイ!」
「一緒にやる?」
「ハイっ!」
それが先日の話。彼女はA子25歳。とびきりのべっぴんさん。


それから1週間後。休日出勤でB子と二人でオフィス。
「keizさん、趣味はなんですか?」
「え~と。いっぱいありすぎて。最近ハマっているのはスクーターで・・・・」
「私、ギターをやりたいんです。keizさん、やってるってお聞きしてますが?どんな曲をやってるんですか?」
「へぇ~。やっているのは洋楽。きっと知らないと思う」
「A子から聞いたんですが、今度、スタジオで練習するとか」
「あっ、知ってた?」
「私も行っていいですか?」
彼女はB子30歳。色白の独身美人。彼女は一人カラオケが好きというツワモノだ。


数日後、A子と打ち合わせ。練習がてらもう1名C君が参加してセッション形式でやることと、日程の調整。そこでA子から申し出が。
「友達でベースやってるD子がいて、話をしたらうらやましい、って。一緒に連れていってもいいですか?」
「いいもなにも、大歓迎!課題曲はこの2曲、もし良かったら自分たちがやってた曲を2曲くらい提案して」
「いいんですか?」
「もちろん!」


A子:ドラム
B子:ボーカル
C君:ボーカル、ギター、キーボード
D子:ベース
そして私:ギター


バンドのピースが揃ってしまいました。
若い女子3人いるので、おそらく継続的なバンドは無理と思います。最初で最後かも。
楽しみが出来ました。

GW(vol.2) スタジオにて

2014.04.30(Wed)

Nils "Pacific Coast Highway" いいねぇ~この人。。。




今日はスタジオ練習の日。
当初予定では2人、もしかしたら1人かも、なんて考えていたら、しっかり3人。
あらかじめバッキングトラックをいくつか用意しておいたので、
今日はそれらを中心にセッション。


前回の練習日は邦楽寄りになっていてかなり欲求不満でしたが、
今日はしっかり洋楽日。
しかもTodd Rundgren(トッドラングレン)の"I Saw The Light"!
かなり嬉しい出来事でした。
他の二人の反応もまずまず。


この曲、是非やろう!

スタジオ練習

2014.04.20(Sun)

Daryl Hall, Todd Rundgren "Can We Still Be Friends"




今日は音楽仲間の集う日。


3月の終わりに左手に強烈な痺れがおこり、ギターを弾いていられないくらいの状態に。医者に行くと、頚椎のヘルニア、疲労による一時的な症状、いずれかは不明とのこと。ゴルフに行けないのは我慢できるけれどギターが弾けないのだけは簡便して欲しい。


今回の練習曲はあらかじめ斉藤和義の「ずっと好きだった」「やさしくなりたい」の2曲と皆で決めていました。嫌いではないですが、覚えるために早速MIDIをダウンロード(もちろん違法じゃない正規のものです)、ドラムオケを作りました。幸いにもギターパートは技術的にはどうってことのない二曲だったことが救い。ギターが弾けないので、曲を覚えることだけに専念していました。懸命にリハビリにも通いました。転勤前後の多忙な中でもほぼ毎日。そのせいか、当初の痺れからは開放されつつありますが、まだ人差し指の指先には痺れが残っています。


ずっと感覚がなかったので、練習するのはラスト1週間が勝負と決めていました。最初の頃は感覚がないほどだったものが、徐々に痺れが弱まり、コードくらいは抑えられるくらいにはなりました。本業が多忙だったこともあって、昨晩のみの一夜漬けでしたが、念入りに練習。本番ではどうにか他のメンバーに迷惑はかからなかったとは思うのです。ホッと安堵。


さて、新メンバーのG君が加入して数回目。徐々にG君も雰囲気に慣れつつあります。逆に慣れなくなっているのは私。急速に邦楽寄りになっています(笑)。洋楽好きな私としては知らない曲ばかりです。つくづく慣れ親しんだ音楽の土壌の違いを感じています。

Steely Dan "Josie"

2014.02.26(Wed)


Steely Dan "Josie" ウォルターのギターがこんなに格好いいなんて。。。



学生時代にひと夏限定で組んだバンドで、
演奏曲として友人が選んだ曲がこのSteely Danの"Josie"。


このとんでもなく怪しい雰囲気の曲が私も正直好きに慣れなかったものの、
それぞれが持ち寄った曲だから演奏しないわけにはいかなくて、必死に練習した。
このとき私のパートはドラムだったから、
彼らの難解なコードに悩まされずに済んだのだが。


もっとも当時はSteely Danの楽譜なんてなかったし、
インターネットなんてものは存在しなかった時代だからすべて耳コピーだった。
今から考えれば友人はそれほどギターが得意ではなかったので、
適当にコピーしていたと思われる。


スタジオ練習後、友人宅で"Aja"やら"Deacon Blues"をさんざん聴かせられ、薀蓄もたくさん聞いた。
まさかそのときは、30年後、自分がこの曲を聴いていたり、
よもや演奏している、なんてことは想像だにできなかった。


先日スーパーで、その友人にばったり出くわした。
まさに30年ぶりくらいの再会。
あれから彼にもいろいろあったらしい。
「嫁さんにはとっくに愛想をつかされて逃げられちゃったよ」と笑ってた。
その笑顔がDonald Fagenにどことなく似ていた。


「実は今でも恥ずかしながらギターやってる。
Steely Danは今でも最高にイカしてる。
あのときさー、"Josie"やったろ?
今は自分で全部やっちゃうんだ。宅録で。
君たちには感謝してるよ」


「そうか~、そいつは良かった。。。
またいつか酒でも飲もう。あはは」 Fagenの笑いだ。


きっと彼はSteely Danなんてとうに忘れてるに違いない。

プロフィール

keiz

Author:keiz
仕事ばかりじゃつまらない。
週末は楽しみがいっぱい。
洋楽をBGMに素敵なひとときを。。。

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